
Tideland
2005 U.K, Canada
D: Terry Gilliam
A: Jodelle Ferland,
Jeff Bridges
オフィシャルサイト
見てきました。テリー・ギリアムの最新作!
恵比寿ガーデンシネマでは無く、新宿武蔵野館にて。
この映画館、実は初めて行ったのですが、予告編の前に流れたのは(同じビルに入っている?)テナントの何とも昭和チックな宣伝。ちょっと笑ってしまいました。
作品の方はと言うと・・ストーリー展開が乏しく、私はあまり楽しめませんでした。私の2時間を返して!と何となく思ってしまった・・次作に期待!
ジェライザ・ローズ役の女の子(ジョデル・フェルランドちゃん)が可愛くて、1人2役以上を見事にこなし、まるで腹話術のようでした。今後の活躍が楽しみですね。
映画の印象は、ギリアム版「不思議の国のアリス」と言われれば そうかもしれないけれど、もっと児童虐待とかそんな雰囲気。「誰も知らない(監督:是枝裕和)」のファンタジーバージョンと言った感じで、行われていることはかなりダーク。
例えば・・親の面倒を見て(ドラッグの準備をしてあげたり、本を読んであげたり・・)大きくなった子供は、父親が死んでも泣きもせず、腐りゆく死体に話しかけてお化粧をする。まるで人形扱い。そんな父親を見つけた近所の人は彼をミイラにして、あげくには爆弾を隠し持つ危ない男と淫行寸前に・・
まともな大人が1人も出て来ない悲惨な現実、助かるすべが分からない彼女がイマジネーションの世界に生きるのも分かる気がした。今思えば それが小さな彼女に出来る唯一のことだったのだろう。力強く生きる彼女を見て、子供っていうのは良識を知らない分、大人よりもずっと強いのかもしれないと思った。
ラストはやっと普通の人に出会え、夢から目覚められたと言ったところだろうか。
2006.07.31 trackback(3) comment(0)
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